御巣鷹の尾根へ
御巣鷹の尾根に行ってきました。
以前、小説「沈まぬ太陽」を読み
日本航空123便墜落事故の現場を訪れてみたい、と思っていたのです。
そこに奇特な友人からのお誘いがあり、実現したのでした。
関越自動車道を降り国道462から299、群馬県上野村へ。
秩父山地の山々が目の前に、鮎釣りやBBQを楽しんでいる休日の渓流を横目にワインディングロードを走り、登山口に到着。
御巣鷹の尾根 登山口

歩き始めて20分ぐらい
崖ともいうべき急斜面、遺体が発見された場所を示す「墓標」が1つ、また1つ……
そして林立している地点に……
墓標と、新たに植林された木を除けば、見た目はごく普通の山の斜面。
普通の山の匂い、森の音、鹿の糞も落ちている……
あとで立ち寄ることにして、まずは尾根へ。
登山口から30分ほどで御巣鷹の尾根に到達。
時折吹く風に、遺族らのメッセージにつけた昇魂の鈴がチリンチリンとなっていました。
昇魂の碑

昇魂の碑の下にちょっとした広場があり、その周りにベンチ。
ザックを下ろし、招魂の碑に焼香、献花、合掌。
さらに少し上に、犠牲者520名の名前が刻まれた碑、
U時溝を見つめる観音像、遺族や関係者のお供えの品を収蔵している小屋などにもお参り。
昇魂の碑を前に昼食をいただき、食後にコーヒーも淹れて、周りを眺めつつ一服。
人工物が見あたらない深い山。
墜落前に機体が接触し、その衝撃で削られた尾根「U字溝」が、事故から24年を経た今でもはっきり確認することができました。
あそこに接触して、ここに墜落ということは……そのスピードと衝撃たるや!
U字溝

御巣鷹の尾根から見上げた空

墓標群の斜面に立ち寄りつつ下山。
遺族や関係者のメッセージに胸がつまりました。
麓にある慰霊の園にも立ち寄りました。
御巣鷹の尾根に向かって合掌している形の慰霊塔を見上げる

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山崎豊子さん原作の映画「沈まぬ太陽」10月公開とのこと。
でも……どこまでストーリーに盛り込まれるんでしょうね?
コメント
もう24年たつんですね。
当時小学生だった僕には何か現実感がない事件でした。
投稿者: e-bow | 2009年08月27日 07:06
e-bowさん こんにちは
そうですね、当時ボクは大学1年目でしたが、衝撃的な事故にセンセーショナルな報道も相俟って現実感を持って感じることは難しかったように記憶しています。
今回、現在の現場の様子、そして事故直後の現場の写真も見ました。
24年の歳月で山の様子は変わったけど、墓標や昇魂の鈴のメッセージを拝見して、ご遺族にとっては家族を失った事は変わりようのない事実であり、その変わらない気持ちを窺い知り、胸がしめつけられる思いでした。
投稿者: withoutgas | 2009年08月27日 11:23